メニュー
ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール

ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール

Steve Souders

4
1人が登録
1件のレビュー

みんなの評価

4
5
0件
4
1件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年7月読了
非常に参考になるっす。

そもそも、Webサイトのパフォーマンス、バックエンドにおける処理の高速化はそれはそれで大事ですけど。

搬送するページの送信なんてのはユーザ観点からして20%くらいでしかなくて、そういったことよりも、ページ内のコンポーネントのダウンロードとか、スクリプトとかスタイルシートとかの処理に80%食われていると言うこの驚愕の事実。

そう言った訳で、本書は「ユーザ観点からして」Webサイトをいかにして高速化するかと言う鉄則を記した一冊。Webサイト作っているならば必読ではないでしょか。

ルールは14。優先度順に説明されています:
1.HTTPリクエストを減らす
2.CDNを使う
3.Expiresヘッダを設定する
4.コンポーネントをgzipする
5.スタイルシートは先頭に置く
6.スクリプトは最後に置く
7.CSS Expressionの使用を控える
8.JavascriptとCSSは外部ファイル化する
9.DNSルックアップを減らす
10.Javascriptを縮小化する
11.リダイレクトを避ける
12.スクリプトを重複させない
13.ETagの設定を変更する
14.Ajaxをキャッシュ可能にする

個人的には「6.スクリプトは最後に置く」にびっくり。だって、平気でHEADタグ内に置いてましたので。スクリプトのダウンロード中はコンポーネントの並列ダウンロードが停止してしまうんですねー。で、結局のところ、コンテンツより上でスクリプトの読み込みが指定されていると:
・スクリプトより下のコンテンツは、レンダリングが中断される。
・スクリプトより下のコンポーネントは、ダウンロードが中断される。

ってことだそうで。となると、document.write(どうしても、レンダリングに関与してしまいます)を含まないスクリプトであれば、このルールを守らない理由は無いですな。むはー。

この本を読んでいる人(1人)

読書ステータス

読了 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します