この本について
お兄ちゃんの笑い声が好きだった。お兄ちゃんの笑い声を単語にするならば「真実」だと思う。嘘のない、やわらかな笑い声だった。14歳のアンナは、両親と大学生のお兄ちゃんとの4人家族。アンナは、毎晩のように屋上の望遠鏡で星を見ているお兄ちゃんから、宇宙の話を聞くのが好きだった...。みずみずしい痛みと喜び、不安と成長、地上と星空。14歳だった全ての人に贈る青春小説。
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