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チーズと塩と豆と

チーズと塩と豆と

井上 荒野

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レビュー

yuchan
yuchan
2011年6月読了
4人の直木賞をとった女性作家がその土地を舞台に書かれる短編小説アンソロジー。角田光代はバスク地方(スペイン)、井上荒野はピエモンテ州(イタリア)、森絵都はブルターニュ地方(フランス)江國香織はアレンテージョ地方(ポルトガル)。 その土地に伝わる家庭料理を通しての家族のありかたが描かれている。どの料理もおいしそうで目に浮かぶよう。よかったのはやっぱり好きな作家である森絵都さんの「ブレノワール」かな。絶好中だった母の思いが亡くなってはじめてわかるのが悲しい。それぞれの作家がどうしてこの土地を選んだのかなどエピソードがあとがきに書いてあるともっとよかった。

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