この本について
怪談蒐集団の書記である伊計翼が『怪談社実話怪談師の恐怖譚』から『終の章』までの十干シリーズから極上の怪談を選出し加筆修正、そこに新たな五十四話を追加した全九十九話の怪異集。老婆が目撃した青年の怪、仲の悪い姉弟の家に現れたモノ、金を盗んだ男に忍び寄る恐怖、虐待から逃げた少年に起こった不思議、―昭和から平成にかけて発生した怪異の数々は決して他人事ではない。
読書ステータス
読了
1人