この本について
「ものづくり」や「匠の技」だけでは、もはや勝てない 市場撤退を繰り返し、長らく停滞してきた日本の製造業をはじめとする産業の再生の方途はあるのか?アップル、サムスン、インテル、クアルコム。これらの企業は利益を生み出すコア領域をクローズにする一方で市場との境界にオープン領域を設定し、多くの企業を巻き込み、ビジネスのエコシステムを実現しています。 こうした企業の成功要因と競争優位性の分析と関係者への綿密な調査により、本書では、(1)コア領域をクローズにし、企業と市場の境界領域をオープンにする知財マネジメント(2)新興国企業との連携とASEAN市場での「適地良品」づくり(3)ソフトウェアリッチ化による次世代型製造業モデルを提唱する。 欧米企業が生み出した周到な知財マネジメントとビジネスモデルの構造を分析し、長年の実証研究に基づく成果から、日本企業の本質的な課題を克服し、再び活力を与え、再成長のための戦略を提起する労作です。
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