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CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

小寺 信良

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2007年9月読了
テクニカルライターである小寺氏と、ジャーナリストの津田氏が、各界の著名人と、今後のメディアのあり方を、主に著作権を軸として対談して行く構成。

今の議論見ていると、確かに、映画対ビデオ、みたいなところあるのかと。となると、その趨勢は。。

地上デジタルとかの話もありますが(そもそも、うちにはテレビ無いので関係ないですけど)、今の放送業界、僕の目からしても、取り残されている。そう感じます。既得権、そりゃ手放したくないでしょうけど。インタラクティブになったら良いのに、とかね。

で、そう言うのは、当然、音楽業界でも。中抜き、必要でしょうね。確かに。今のビジネスモデルにしがみつくよりも、音楽のロングテールを上手く掬い上げるようなサービスとかね、考えた方が生産的じゃないですかね。

しかし、制度と言うか、仕組みが変わろうとする時には、必ず、何かしらの衝突があるんですよね。歴史を振り返ってみても然り。NTT、ちょっとヒドすぎ。

あと、海外との温度差も、ある種滑稽に思えてきます。「なんで技術の方式で通信か放送か分かれるの?流れている映像は同じじゃん」って、その通りです。。

書籍の分野もネットの影響を受けている訳で。でも、本書で述べられているように、三千年もモバイルデバイスの地位を築いてきたのは伊達じゃないと思います。だからこそ、ここで、何かしらの進化を遂げる可能性もあるんじゃないかと思ったり。見開き、って考えてみたらスゴいことかも。。

コミュニケーションのスタイルも変わってきていたり。昔は音読デフォルトだったのが、今や、テキストベース。良いんだか悪いんだか。便利だけど悪い気がします。

RSSってのも、まだまだ未知数。もう一変化してほしいなーとかね。

結局のところ、時代遅れの人々が、自分が有している権利にしがみついているんだなーと。分からなくもないけど、醜いです。「その腐りきった尻を乗せている貴様の席をとっとと空けろ、老害!!」とかって、ぶった斬られてしまいますよー。

もちろん、そんな席、僕はいりません。はい。

あ、あと、途中では、面白いサイトも紹介されていたりします。
Modulobe(http://www.modulobe.com/ModulobeJa.html)

ここでは、小学生の創造性がおしみもなく発揮されていたり。

それと、Last.fm(http://www.lastfm.jp/)にフリーの楽曲あったんですね。。知らなかったです。

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