この本について
愛する人を想う気持ちが生み出した、不器用でやさしい4つの「嘘」。「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。どうしても過去に戻りたい彼らの口には出せない本当の願いとは...?
みんなの評価
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4
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2
1
レビュー
「コーヒーが冷めないうちに」の続編。親友、親子、恋人、夫婦。相手の事を考えることによる優しい嘘。どれもよかったけど親友がぐっときた。今回は時田流の妻、計が娘ミキを生んで亡くなってしまっていいる前作から数年後の設定。数が妊娠したため過去に戻るためのコーヒーを入れることができなくなったことによって７歳になったミキがコーヒーをいれることになった。白いワンピースの幽霊の正体と数の関係がわかって重苦しくなるところにミキの変な言い回しによって幾分救われた。なぜ戻ってこなかったのかこれだけは理解できなかった。
この本を読んでいる人（4人）
読書ステータス
読了
4人
