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雛の鮨―料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)

雛の鮨―料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)

和田 はつ子

4.5
6人が登録
1件のレビュー

この本について

日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、刀を持つ手を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが...。(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場。

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レビュー

my-do!
my-do!
2014年11月読了
心が、ほんのりと暖かくなった。江戸時代は、料理を作るのも現代と違い、色々な苦労があったのだと、しみじみと感じた。登場人物が、気付かぬ処で気遣う日本の古き良き時代をよく表している。

読書ステータス

読了 6人

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