この本について
いよいよ学園祭!文月学園ならではの試験召喚大会も催される。明久たちFクラスの面々は先の戦争に負けて以来「みかん箱」「ござ」という極貧の設備に甘んじてきた。そんな劣悪な環境と超頭の悪いクラスに絶望した瑞希の父親が、なんと娘に転校を勧めている―と明久は美波から打ち明けられる。憧れの瑞希の転校を断固阻止する為、明久は学園祭の出し物で資金を稼ぎ、人並みの設備を購入、さらに召喚大会での優勝を画策するが!?えんため受賞作第2弾。
みんなの評価
4
5
4
3
2
1
レビュー
何故走っているのか? それはそこに階段があるから――、
ファミ通文庫繋がりです。あと3月31日に感想を書かなかったのは書いている途中で4月1日になって、ウソを書かないようにという(より正確にはウソと誤解させないためにという)意味なので、つまりは、上に書いたのは☆●◆▽┐♪*×ですよ。
それはともかく、結論から言うと1巻よりも楽しめたかな。
ふつうこの手のは1巻が一番新鮮で、以降はネタの傾向がわかってしまうのでそこまで面白いと感じなかったりしますが、今回は違ったというわけで。
1巻から目に見えてよくなったのは、話のリズムとテンポ。
1巻は予定調和というか、冒頭で目的が示されてそれに向かって話が順序だって進んでいくという、分かりやすい構成だったので、この後どうなるんだろう的な期待感や不安感はあまりなく、起伏や抑揚という面で見るとちょっと乏しいところがあったんだけれど、この巻ではその辺りがだいぶカバーされてきてるなぁ、と。ミスリードの使い方もやっぱり上手いんじゃないかなと思う。
娯楽小説に徹するなら、読み手を楽しませるだけじゃなく、読み手に気持ちよく読ませることも大事、読み手を思い通りにしないことも大事、と。
持ち味のギャグもだいぶ笑わせてもらったし、電車の中で思わずニヤニヤしてしまきめえ。
***
MVPは秀ysじゃなくて葉月ちゃん。危なかった……!
美波の株もちょっとずつ上がってきました。
あと姫路さんは相変わらずいいなぁ。ここ最近のヒロインのロリ化傾向を見てると珍しいっていうかぼくがおっぱいの大きいヒロインに興味を示してることが珍しいですかなんだこのやろーみせもんじゃねーぞ!
……はっ。
ファミ通文庫繋がりです。あと3月31日に感想を書かなかったのは書いている途中で4月1日になって、ウソを書かないようにという(より正確にはウソと誤解させないためにという)意味なので、つまりは、上に書いたのは☆●◆▽┐♪*×ですよ。
それはともかく、結論から言うと1巻よりも楽しめたかな。
ふつうこの手のは1巻が一番新鮮で、以降はネタの傾向がわかってしまうのでそこまで面白いと感じなかったりしますが、今回は違ったというわけで。
1巻から目に見えてよくなったのは、話のリズムとテンポ。
1巻は予定調和というか、冒頭で目的が示されてそれに向かって話が順序だって進んでいくという、分かりやすい構成だったので、この後どうなるんだろう的な期待感や不安感はあまりなく、起伏や抑揚という面で見るとちょっと乏しいところがあったんだけれど、この巻ではその辺りがだいぶカバーされてきてるなぁ、と。ミスリードの使い方もやっぱり上手いんじゃないかなと思う。
娯楽小説に徹するなら、読み手を楽しませるだけじゃなく、読み手に気持ちよく読ませることも大事、読み手を思い通りにしないことも大事、と。
持ち味のギャグもだいぶ笑わせてもらったし、電車の中で思わずニヤニヤしてしまきめえ。
***
MVPは秀ysじゃなくて葉月ちゃん。危なかった……!
美波の株もちょっとずつ上がってきました。
あと姫路さんは相変わらずいいなぁ。ここ最近のヒロインのロリ化傾向を見てると珍しいっていうかぼくがおっぱいの大きいヒロインに興味を示してることが珍しいですかなんだこのやろーみせもんじゃねーぞ!
……はっ。
読書ステータス
読了
13人
読みたい
1人