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オルタード・カーボン(上)

オルタード・カーボン(上)

リチャード・モーガン

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1件のレビュー

この本について

27世紀。人類は銀河系の惑星に散らばり、国連の専制支配下にある。魂はデジタル化され、小さなメモリー・スタックに記録されて肉体に埋め込まれている。外側の肉体を乗り換えていけば、永遠の生命を得られるのだ。フィリップ・K・ディック賞受賞、SFハードボイルド・ミステリの傑作が、ついに文庫化。

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レビュー

jah_yomou
jah_yomou
2010年8月読了
「オルタード・カーボン(上)」
「ブレードランナー」を越える!というキャッチコピーは伊達じゃないかも。27世紀の未来では、人々の記憶はデジタル化されたメモリースタックとして保管、古くなった体はスリーブと呼ばれて次々と衣服のように取り替えられて永遠の魂たちの世界となっている。こんなシチュエーションでハードボイルドなサスペンスアクションを描かれたら、たまらなく震えてしまう。ストーリーもスピーディーだし、かと言ってドンパチの力技だけじゃなくて、世界観と魂と愛の葛藤の緻密な表現にグイグイ引き込まれてしまう。すぐ下巻買いに行かなければ!SFファン以外にもお勧めしたいです。

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