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大富豪同心 八巻卯之吉放蕩記 (双葉文庫)

大富豪同心 八巻卯之吉放蕩記 (双葉文庫)

幡大介

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この本について

老中も一目おく江戸一番の札差・三国屋の卯之吉が、同心株を買って定町廻同心見習いになった。武術の心得は全くないが、放蕩三昧を繰り返していたときに得た知識、人脈、そして莫大な財力で難事件を、次から次と解決していく。卯之吉の出自を知らない同心仲間は、その八面六臂の活躍にただただあきれるばかり。書き下ろし長編時代小説第一弾。

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レビュー

大
2010年4月読了
文体も人物も真面目にキチッと時代小説でありながら、コメディという、一風変わった小説だった。まぁ大富豪同心という時点でコメディであることはわかるんだけど、全体にきちっとしているというのは、珍しいなぁ、という印象。その対比がいいから、また笑えるんだけど。

構成力もあり、人物もよく、最後まで読ませる力も強く、しかも笑っちゃったし。これは気に入りました。続編も出ているようなので、買って読むつもり。

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