KIMURA vol.0 ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~

「男の星座」の 原田久仁信による「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の漫画化である。原作読んでるし・・・と購入するのを躊躇していたが、原作に忠実でありながらも、汗臭く、むやみやたらと暑苦しい、格闘技漫画？独自の魅力が思う存分花開いている。これなら、原作者の増田俊也も満足であろう。本当に、原作とこの漫画で、木村政彦の実績の再評価がなされるのであれば何より。今年の小説ＮＯ１は文句なく「七帝柔道記」（本屋大賞をとらなかったらおかしい！）、ノンフィクションは「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか」である。増田俊也、万歳！！