この本について
努力しているのに、いっこうに上達しない。それどころか、かえって技量が低下していると感じられる。このような時、人はスランプを自覚する。単なる疲労なのか、それともマンネリで飽きが生じたのか。“才能の壁”があなたに重くのしかかる。本書は、記憶心理学と学習心理学に基づき、スランプの構造を解き明かす。スポーツから語学習得まで、あらゆる技能を磨くヒントが“スキーマ”や“ワーキングメモリ”にあることを説明。その理論から独自のスランプ克服法を提案する。焦りと諦めを超え、一流をめざすための指南書。