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毒を食らわば (創元推理文庫)

毒を食らわば (創元推理文庫)

ドロシー・L. セイヤーズ

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1件のレビュー

この本について

裁判官による説示。被告人ハリエット・ヴェインは恋人の態度に激昂、袂を分かった。最後の会見も不調に終わったが、直後、恋人が激しい嘔吐に見舞われ、帰らぬ人となる。医師の見立ては急性胃炎。だが解剖の結果、遺体からは砒素が検出された。被告人は偽名で砒素を購入しており、動機と機会の両面から起訴されるに至る......。ピーター卿が圧倒的な不利を覆さんと立ち上がる第五弾。

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レビュー

miyan
miyan
2010年12月読了
被告の無罪を証明するために
ピーター卿が奔走する作品。
圧倒的に不利な行動があるために
うわ、無理だろ、と思ってしまうかもしれませんね。

ちなみにこの被告に
実はピーター卿はほの字になるのです。
だけれども相手はちょっと
乗り気ではないみたいですね。

犯人の動機については
割とベターなところ。
いわゆる「私欲」が絡んできます。
だけれども殺害に使われたものの
性質にそんな項目があるとは知らなかったなぁ!!

でもピーター卿、
本当凶悪犯をはぐらかすと
怪我しますよ…
よく死なないと思いましたわ。

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