しごとと人生 1 (ちくま少年図書館 33)

こちらは男性バージョンの仕事のお話。
多くの職業がでてきます。

この中には、貴重な
戦闘機乗りの人がでてきます。
彼はある飛行隊の立った二人の生き残りのうちの
一人で、もしも終戦が早く出ていなければ
彼の命もなかった人です。

そして選んだ道はもちろん空のお仕事でした。
だけれども、それはもはや戦うための空ではなく
人を遠くに運ぶという平和の元の空でのお仕事でした。

そして、今、居場所がない人に
本当に知って欲しい人は
最後に出てくる人。
この人の作品はつい最近に同レーベルで
読む機会がありました。

彼は家庭的には非常に恵まれていましたが
母親が致命的な毒親でした。
彼を押さえつけることしかできなかったのです。
(多分いい子にしたかったのが行き過ぎた感じ)

彼は、荒れるにあれました。
超絶な非行少年です。
前に読んだ本の人とは到底思えないほどに。

彼が毒親から解放されたとき
本当に彼は、本来の姿を
取り戻したんですよね。
そして、知を職業としました。

天才的な人が1名だけいますが
後の人は本当に涙と汗の賜物の人です。
なんだろう、一心不乱に没頭するのってすごいね。