この本について
殺人容疑で逮捕された元エースと、控え投手だった新米弁護士。二人は高校時代、チームメイトで親友同士だったが、ある事件を境に絶交していた。公立校の弱小野球部に現れた、絶対的エースが起こした奇跡。土と汗の匂い、初恋の痛み、仲間との約束...封印した記憶が砂塵のように脳裏を舞う。無罪は証明できるのか?そしてあの夏の日に交わされた誓いとは―?法廷に立たされたエースのためにかつてのナインが再び、集結する。
読書ステータス
読了
2人