この本について
脱サラしたコーゾーは母の故郷で、父と一緒にイチゴの栽培を始めるが不慣れであえなく失敗。意を決してアマゾンの奥地へ出かけ、悪戦苦闘の末、伝説のヘビイチゴの精霊を捕まえてくる。すると時化たビニールハウスは鮮やかなピンク色に激変し、イチゴは奇跡的に甘くなり、村の大名物に。やがて精霊はウサギに似せたぬいぐるみ“ウサニ”に宿り、コーゾーに話しかけてくる。二人は奇妙な恋愛関係になるが、ある日、村にセクシーで男好きのする、謎の美女が現れて、コーゾーに迫ってきた。