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東京すみっこごはん (光文社文庫)

東京すみっこごはん (光文社文庫)

成田 名璃子

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3人が登録
2件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2015年12月読了
街角にひっそりとある不思議な食堂。特定のコックさんはいなくてその場に集まる人たちからくじ引きでコックが決まる不思議な場所。

そんな食堂に集まる人々の悲喜こもごもが短編集的にまとめられている一冊。続編出ないかなー。
zooko012
zooko012 2016年6月読了
食べ物が出てくる小説・漫画に目がない。というわけで、Amazonで評価がとてもよかったこの本を。見知らぬ人達が集い、くじびき制で備え付けのメニューノートを参照して料理を作り、皆で食べるという「東京すみっこごはん」。この設定は面白いが、割と早い段階から結末は見えてくるし、いじめられて居場所のない女子高生、婚活中の女性、留学生など、登場人物の設定だけでなく描写があざとすぎて、しつこすぎて、楽しめなかった。「タルトタタンの夢」とかの方が好き。食べ物小説として屈指なのは、人の心の機微に触れる内海隆一郎の「鰻の寝床」(全ての短編が美味しいそうだし素晴らしい)だと思う。

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読書ステータス

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