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消え去ったアルベルチーヌ (光文社古典新訳文庫)

消え去ったアルベルチーヌ (光文社古典新訳文庫)

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レビュー

miyan
miyan
2015年12月読了
死の淵で書かれたがために
どの版が正当化が判明せずに
なかなか本体が出てこなかった作品。

はじめのうちは何だこの男…と思っていたけど
この彼を決してあざ笑うことはできないんだなと
読み終えて感じているしだいです。

永遠に消え去ってしまったアルベルチーヌほどではないにしろ
人は誰しも「取り返しのつかないこと」は何度も経験していることでしょう。
そしてその決定的な自体が解決してくれるのは
これまた残酷ではあるものの「時」なんですよね…

すごく心に突き刺さる作品でした。

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