メニュー
切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

佐々木 中

4.3
10人が登録
1件のレビュー

この本について

思想界を震撼させた大著『夜戦と永遠』から二年。閉塞する思想状況の天窓を開け放つ、俊傑・佐々木中が、情報と暴力に溺れる世界を遙か踏破する。白熱の語り下ろし五夜一〇時間インタヴュー。文学、藝術、革命を貫いて鳴り響く「戦いの轟き」とは何か。

みんなの評価

4.3
5
1件
4
2件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

ミキコ
ミキコ
2011年4月読了
私が今まで芸術によって生きる喜びを得ていた事は、きっと現実逃避では無かった。全身で作品と対峙した時、影響を受けない事などあり得ない。そこには作家が命を掛けた勝率1%に満たない戦いがある。作品と出会う事によって狂い、気付かせ、人生を全く変えてしまう程の恐ろしさを孕んでいるのが文学であり、絵画であり、その他あらゆる芸術なのだ。

読書ステータス

読了 8人
読みたい 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します