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あかね空 (文春文庫)

あかね空 (文春文庫)

山本 一力

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1件のレビュー

この本について

希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を、親子二代にわたって描いた第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2009年8月読了
豆腐好きにはたまらない一冊。豆腐職人の腕だけをたよりに京都から江戸へ出て来た若者が江戸で店を構えるところから始まります。本当にこれは始まりなのでした。

この方の江戸時代の描写には引き込まれますね。ホント。

京豆腐と江戸の豆腐の違いが分かったりしてなかなか興味深いです。

それよりも何よりも、相変わらずの読後の爽快感なのでした。

読書ステータス

読了 4人

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