この本について
日本は資本主義の国のなかで、なぜか例外的に市場競争に対する拒否反応が強い。私たちは市場競争のメリットをはたして十分に理解しているだろうか。また、競争にはどうしても結果がつきまとうが、そもそも私たちはどういう時に公平だと感じるのだろうか。本書は、男女の格差、不況、貧困、高齢化、派遣社員の待遇など、身近な事例から、市場経済の本質の理解を促し、より豊かで公平な社会をつくるためのヒントをさぐる。
レビュー
H. Tarkun
2011年1月読了
大体は既知のことを確認する内容だった。ただ、選挙に高齢者の意向が大きく左右されている可能性についてはなるほどと思った。参議院はより「大所高所から良識ある民意」が反映されるようにすべきかもしれない。
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