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抱擁

抱擁

辻原 登

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この本について

二・二六事件から間もない、昭和12年の東京。前田侯爵邸の小間使として働くことになった18歳の「わたし」は、5歳の令嬢・緑子の異変に気づく―。歴史の放つ熱と虚構の作り出す謎が濃密に融け合う、至高の物語。

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レビュー

マキノ
マキノ
2010年3月読了
昭和の初め、大きな屋敷に勤めることになった女が体験する出来事。緑子の眼に映るのは…? 最後の一文がこの物語の核でもあり、読み手の印象を無限に広げていく。読み終わった後にかなり後を引くよい物語だった。

 ブログの記事はこちら…http://ameblo.jp/makino-55/entry-10471972188.html

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