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ラブレス

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桜木 紫乃

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1件のレビュー

この本について

馬鹿にしたければ笑えばいい。あたしは、とっても「しあわせ」だった。風呂は週に一度だけ。電気も、ない。酒に溺れる父の暴力による支配。北海道、極貧の、愛のない家。昭和26年。百合江は、奉公先から逃げ出して旅の一座に飛び込む。「歌」が自分の人生を変えてくれると信じて。それが儚い夢であることを知りながら―。他人の価値観では決して計れない、ひとりの女の「幸福な生」。「愛」に裏切られ続けた百合江を支えたものは、何だったのか?今年の小説界、最高の収穫。書き下ろし長編。

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レビュー

しげぞう
しげぞう
2011年12月読了
のんびりと姉妹とその子供達がすすんでいるが、最後には分かり合えるところがほっとできる

この本を読んでいる人(4人)

読書ステータス

読了 2人

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