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ゴリオ爺さん (新潮文庫)

ゴリオ爺さん (新潮文庫)

バルザック

4.5
13人が登録
1件のレビュー

この本について

奢侈と虚栄、情欲とエゴイズムが錯綜するパリ社交界に暮す愛娘二人に全財産を注ぎ込んで、貧乏下宿の屋根裏部屋で窮死するゴリオ爺さん。その孤独な死を看取ったラスティニャックは、出世欲に駆られて、社交界に足を踏み入れたばかりの青年だった。破滅に向う激情を克明に追った本書は、作家の野心とエネルギーが頂点に達した時期に成り、小説群“人間喜劇”の要となる作品である。

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レビュー

なみえい
なみえい
2012年6月読了
P134/人間の心というのは宝の蔵なんだわ、それをいっぺんに空にすると、破産してしまうのよ。

P239/おれたちの幸福なんて、君、いつでも足の裏から後頭部までの間に収まっているのさ。

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