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車輪の下 (新潮文庫)

車輪の下 (新潮文庫)

ヘッセ

3.7
56人が登録
7件のレビュー

この本について

ひたむきな自然児であるだけに傷つきやすい少年ハンスは、周囲の人々の期待にこたえようとひたすら勉強にうちこみ、神学校の入学試験に通った。だが、そこでの生活は少年の心を踏みにじる規則ずくめなものだった。少年らしい反抗に駆りたてられた彼は、学校を去って見習い工として出なおそうとする...。子どもの心と生活とを自らの文学のふるさととするヘッセの代表的自伝小説である。

みんなの評価

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レビュー

zooko012
zooko012 2011年1月読了
ヘッセでは一番有名な「車輪の下」だが、これは一番つまらない。学校で薦められるのはこれだが、これで嫌いになるのはもったいない。ヘッセらしさ(少年愛、芸術と理性の対立、若さと成熟)が一番でていて文学的に素晴らしいのは、断然「知と愛」だと思う。
a3h2m3
a3h2m3
2015年9月読了
心も身体も大人になるって、周りの環境も大事なんだと感じました。
伊賀ちゃん
伊賀ちゃん
2013年5月読了
あまり面白くなかった
モリ サルトル
モリ サルトル
2013年8月読了
両親や、周囲の人々からその将来を期待される少年の気持ちの揺れ動き、また残酷な現実。素直で正直な人間であるがゆえ周りの人々や状況に翻弄される様は共感するものがあった。ほろ苦い思い、現実の苦しさ、辛さ、情けなさが彼を大きくしたのだ。怪作。
みこ
みこ
2013年10月読了
疲れている時に純文学読むものではないな…

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