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せんせい。 (新潮文庫)

せんせい。 (新潮文庫)

重松 清

3.5
12人が登録
2件のレビュー

この本について

先生、あのときは、すみませんでした―。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、そんな彼らに反発した生徒たち。けれど、オトナになればきっとわかる、あのとき、先生が教えてくれたこと。ほろ苦さとともに深く胸に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。

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レビュー

akogarekujira4
akogarekujira4
2011年11月読了
まず始めに『先生』って、普通の人間なんだって、一番最初にそう思った。この小説には6編のそれぞれ別々の物語が収録されていて、6人の先生が登場する。それぞれの物語を読んでいて、僕は学生時代に出会った先生を何人も思い出した。先生も未熟だし、成長もする。それは一般の社会人と一緒。それを知らない子供を相手するのはどれほど大変なことか。その苦労は大人になってから知ること。僕の時代の先生も、どれほど我慢を強いられてきたことだろうか。荒れてたからな…。懐かしい想いでを振り返るきっかけになった。
みこ
みこ
2013年1月読了
んー、さすが重松さん、本当に裏切らない。泣くな、赤鬼がいちばんすきだった。せんせいだって当然人間だし、ダメなところはいっぱいある。けど、それでもせんせいなのだ。せんせいでなければいけない。おいおい、せんせいって大変だなぁ。けど、すごい素敵な仕事、というか生きがいだ。

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