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レディ・ジョーカー〈中〉 (新潮文庫)

レディ・ジョーカー〈中〉 (新潮文庫)

高村 薫

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1件のレビュー

この本について

城山は、五十六時間ぶりに解放された。だが、その眼は鉛色に沈んだままだ。レディ・ジョーカーを名乗る犯行グループが三百五十万キロリットルのビールを“人質”に取っているのだ。裏取引を懸念する捜査一課長に送り込まれた合田は、城山社長に影のごとく付き従う。事件が加速してゆく中、ふたりの新聞記者は二匹の猟犬と化して苦い臭跡を追う。―カオスに渦巻く男たちの思念。

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レビュー

atsuto.teramoto@gmail.com
atsuto.teramoto@gmail.com
2011年11月読了
WOWOWでやってたマークスの山が印象ぶかく、登場人物を重ねてしまう。
非常にハイペースで物事がすすんだ上巻に比べると、中巻は合田を中心に据えることにより表層に現れる現象自体はゆったり流れ、その中からも地道な捜査で犯行グループにせまる。
関係者の自殺で終るのがいきなりで下巻での急展開を予想させる、

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