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神様のカルテ2 (小学館文庫)

神様のカルテ2 (小学館文庫)

夏川 草介

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1件のレビュー

この本について

栗原一止は、夏目漱石を敬愛する信州の内科医だ。「二十四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院で連日連夜不眠不休の診療を続けている。四月、東京の大病院から新任の医師・進藤辰也がやってくる。一止と信濃大学の同級生だった進藤は、かつて“医学部の良心”と呼ばれたほどの男である。だが着任後の進藤に、病棟内で信じがたい悪評が立つ。失意する一止をさらなる試練が襲う。副部長先生の突然の発病―この病院で、再び奇蹟は起きるのか。

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レビュー

kokoron
kokoron
2013年7月読了
久し振りに泣けました。感動の一文。
時の大河の中では、人間の命すら尺寸の夢にすぎない。だがその刹那にすべてを傾注するからこそ、人は人たることが可能なのである。

読書ステータス

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