メニュー
ガダラの豚〈3〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈3〉 (集英社文庫)

中島 らも

4
15人が登録
1件のレビュー

みんなの評価

4
5
0件
4
5件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

かるはらうつま
かるはらうつま
2013年2月読了
アフリカでの死闘から半年。
日本でも、アフリカでの旅行に関わった人々に死厄が降りかかる。

密輸船に乗って日本まで来たバキリとキロンゾ。
サナギ状態の志織を羽化させるイニシエイションを行うため、テレビ出演をする。

ガダラの豚というタイトルの付け方が良い。科学を知り、呪いややまじないを思い込みと信じる神父に、呪術師が福音書のすべてを、ガダラの豚に憑いた悪霊の事は信じるのかと問う。
檻から見たシマウマは、神父には白馬としか見えず、呪術師には黒馬としか見えず、バキリはシマウマと見えている。

読書ステータス

読了 13人
読みたい 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します