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谷川俊太郎詩選集  1 (集英社文庫)

谷川俊太郎詩選集 1 (集英社文庫)

谷川 俊太郎

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この本について

「...私はひとを呼ぶ/すると世界がふり向く/そして私がいなくなる」(『六十二のソネット』所収「62」より)。時代を超えて愛される谷川俊太郎の詩作のすべてから新たに編んだ21世紀初のアンソロジー。第1巻は処女詩集『二十億光年の孤独』『愛について』『日本語のおけいこ』『旅』『ことばあそびうた』など17冊の著作と未刊詩篇より、1950~70年代の代表詩を厳選。巻末カラー付録に初版装幀選も。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年12月読了
初めてこのかたの詩集を読んだ訳で。

「ネロ−愛された小さな犬に」を読んでは、犬と暮らすってこう言うことなのかーと感じ入ったり、「鳥」を読んでは、名付けって人間が勝手にやっているだけのことなんだよなーとか思ったり、「活かす」や「手」、「頼み」、「黙っているものたち」、「兵士の告白」を読んではその描写におののき、「男の子のマーチ」、「ひげ」、「けんかならこい」を読んではクスリとしたり、「大人の時間」を読んではそうだよなーと納得したり、「世界」、「死んだも男の残したものは」を読んでは、無情感を感じたり、「生きる」、「私が歌う理由(わけ)」を読んでは、生きるって素晴らしいなーと改めて感じたりした次第。

ことばあそびうたも楽しいです。

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