この本について
余命は6ヵ月。家族がずっと笑顔でいるために男は妻の結婚相手を探す。それが自分の最後の「仕事」。笑いと涙のハートフル家族小説。
みんなの評価
5
5
4
3
2
1
レビュー

「恋愛をしても、いいところまではいくが結婚にはたどり着かない。そんな繰り返しで、自信をなくしてしまった人へ。これまでの失敗こそが大切なデータなのです。失敗した原因を改善するだけで自分を磨くことができる。成就しなかった恋愛にこそ結婚のヒントが隠されているのです」(57ページ)
これまでテレビのバラエティ番組なんてタレントや芸人を使ってアホなことや非常識なことに溢れていて馬鹿馬鹿しいと常に思っていた。作った番組スタッフの気がしれないとも思ったことがあった。しかし、三村修治のように何気ないことでも笑いの要素がありそれを引き出す工夫をしたり、視聴者も出演者も誰も得しない企画を酷評したり、笑いや楽しいことを徹底的に追及する放送作家もいることに感動した。
余命を宣告されても、計画がうまくいかない時があっても、生涯、最後の最後まで自分の生き方を貫き通し、常に前だけを向いて残りの人生を生き続けた修治から力をもらった。
修治が妻の彩子に余命のことを打ち明けてから、エピローグまでは泣きながら読んだ。
これまでテレビのバラエティ番組なんてタレントや芸人を使ってアホなことや非常識なことに溢れていて馬鹿馬鹿しいと常に思っていた。作った番組スタッフの気がしれないとも思ったことがあった。しかし、三村修治のように何気ないことでも笑いの要素がありそれを引き出す工夫をしたり、視聴者も出演者も誰も得しない企画を酷評したり、笑いや楽しいことを徹底的に追及する放送作家もいることに感動した。
余命を宣告されても、計画がうまくいかない時があっても、生涯、最後の最後まで自分の生き方を貫き通し、常に前だけを向いて残りの人生を生き続けた修治から力をもらった。
修治が妻の彩子に余命のことを打ち明けてから、エピローグまでは泣きながら読んだ。
この本を読んでいる人(1人)
読書ステータス
読了
1人