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猫の舌に釘をうて・三重露出 (文庫コレクション―大衆文学館)

都筑 道夫

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1件のレビュー

この本について

名探偵が実は犯人であった、という意外さ。被害者と思われていた人物が、本当は加害者であったという面白さ。一人称小説の記述者、つまり私が、真犯人である、という驚き―ミステリの難題一人三役に敢然と挑んだ野心作『猫の舌に釘をうて』。007の痛快さと山田風太郎忍法帖の面白さを併せもつ冒険アクションとしても楽しめる『三重露出』。凝りに凝った工芸品のような本格推理趣向の傑作二編。

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レビュー

miyan
miyan
2012年2月読了
ユーモア系ミステリー2連作。
とびきり異質のミステリーなので面食らってしまいました。
それとちょっとあざけっている要素があるので
苦手な人にはきつい印象を与えてしまうかも。

上質だったのは「三重露出」です。
これは2つのジャンルが楽しめるお得作品です。
ちなみに翻訳風にかかれていますが
よく表記を見てみると…
何か違いません?

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