この本について
この春で中学二年生になる田代有礼は、おかしな夢を見た。猿に「くるすの丘に、来い」と言われる夢だ。その直後に引っ越しが決まり、できたばかりの公立の小中一貫校「栗栖の丘学園」に通うこととなる。中学二年生にあたる八年生の生徒はたったの三人。うちひとりは、とんでもなく数学ができ、とてつもなく馬鹿とうわさのQだった。関わりあいになりたくないと思った矢先、Qとともに異空間に閉じこめられる―。息つく間もなく展開される古事記を下敷きにした、学園異能ファンタジー第1巻!
読書ステータス
読了
1人