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人魚と提琴 玩具館綺譚 (講談社ノベルス)

人魚と提琴 玩具館綺譚 (講談社ノベルス)

石神 茉莉

4
3人が登録
1件のレビュー

この本について

燃え盛る炎の中で提琴を奏でる少年、近くに佇む人魚―北原涼子の幼少期の記憶は夢か現か?あの日の少年に似た少女と運命的に出会った涼子は、真相へ近づこうとするが、それを妨げるかのごとく彼女の身に不気味な出来事が降りかかる。異形のモノを模した玩具から呪いの類まで奇妙な品々が並ぶ、無口な店長・Tと妹・美珠の玩具館「三隣亡」を舞台に繰り広げられる幻想物語。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2010年9月読了
一種の不思議系小説です。
人魚とバイオリンが重要な鍵となる
作品です。

現実じゃないけれども
どこかありそうな雰囲気を漂わせています。
そして主人公の涼子にも
なにやら関連がある模様で…

最後の優雅さと狂気の共演は
ある意味神秘的で、
かつ恐ろしくもあります。

感想をつけるのは難しいけど
嫌いな作品ではないです。

読書ステータス

読了 3人

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