この本について
ある秋の日、美術館学芸員が一枚の写真を携えて研究室を訪れた。それを一目見た瞬間、文字通り筆者の腰が砕けた。それは長らく喪われた作品と称されていた『象と鯨図屏風』だった。幻の屏風再発見の衝撃の顛末と人を捉えて放さないその作品の魅力を詳細に解説。『動植綵絵』『菜蟲譜』をはじめ、主要作品をオールカラーで掲載!新発見の新資料による、今までの常識を180度変える、新しい若冲像も盛り込んだ決定版。
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