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ノックス・マシン

ノックス・マシン

法月 綸太郎

3.3
4人が登録
2件のレビュー

この本について

上海大学のユアンは国家科学技術局からの呼び出しを受ける。彼の論文の内容について確認したいというのだ。その論文のテーマとは、イギリスの作家ロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール、「ノックスの十戒」だった。科学技術局に出頭したユアンは、想像を絶する任務を投げかけられる...。発表直後からSF&ミステリ界で絶賛された表題作「ノックス・マシン」、空前絶後の脱獄小説「バベルの牢獄」を含む、珠玉の中篇集。

みんなの評価

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レビュー

よーぐると
よーぐると
2013年4月読了
論理展開も面白くて、本格ミステリ+SFといった感じ。これで内容がミステリ内輪ネタじゃなければランキング入れてた。中でもバベルの宇宙は傑作。昔NOVAで読んだけど、その時は法月だとは知らなかった。結局テーマとして後期クイーン的問題に持っていきたいのだろうが、理屈抜きで面白い作品だった。
m@i
m@i
2013年12月読了
SFとミステリの融合。物理と文学がこんな形で出会うとは。すごいと思う。
が、やや解説が難しすぎてついて行けず。
古典ミステリもっと読まんと、と痛感。

読書ステータス

読了 4人

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