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震災のためにデザインは何が可能か

震災のためにデザインは何が可能か

hakuhodo+design

この本の所有者

3人が登録
2,047回参照
2011年11月16日に更新

書籍情報

ページ数:
224ページ
参照数:
2,047回
登録日:
2011/10/16
更新日:
2011/11/16
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
取り組みが興味深いです。

阪神淡路大震災の十数年後に立ち上げられたプロジェクト。震災においての「デザイン」を追求するために全国の学生たちと組んで推進したとのこと。奇しくもこの数年後に東関東大震災が起きたのですね…。

ここでのデザインとは、

『問題の本質を一挙に捉え、
そこに調和と秩序をもたらす行為。
美と共感で多くの人の心に訴え、行動を喚起し、
社会に幸せなムーブメントを起こす行為。』

と定義しています。これには大いに同意。どうしても絵を描いたらデザインだーと言う雰囲気(主観)があるように感じる中、行動にまでつなげているところは素晴らしいと思います。

紹介されているデザインも実用的だと感じました。

・水を再活用するためのトリアージタグ(飲料水、生活用水、排水が一目瞭然)
・情報鮮度を識別出来るグラデーションメモ
・ゆるやかに時を刻む音楽ラジオ
・無線通信と手書き入力(DS)で情報共有
・スキル共有ID

あと、発行時期の話もありますが、これらのどれだけが役立ったかと言うのは気になりますね。

震災の話以外にも過疎の問題への取り組みなども紹介されています。

読書履歴

2011/11/16 224ページ
2011/11/15 58ページ

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