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発酵食品礼讃 (文春新書 (076))

発酵食品礼讃 (文春新書 (076))

小泉 武夫

この本の所有者

2人が登録
1,975回参照
2010年1月25日に更新

書籍情報

ページ数:
222ページ
参照数:
1,975回
登録日:
2010/01/23
更新日:
2010/01/25
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
もやしもんとの関連は無いそうですが、非常に発酵食品の勉強になった一冊。

・ある生息環境下に一定数以上の微生物が存在すると、その微生物のみが繁殖してそこを独占し、他の菌の繁殖を許さない現象が拮抗現象(Antagonism)
・甘酒は江戸時代の必須アミノ酸強化飲料
・納豆菌の学名はBacillus natto
・ケフィアは代表的な乳酒
・日本にはかつて山の塩辛と言えるものがあった。鶇(つぐみ)うるか。鶇の腸をしごいて内容物を取り出し、肉とともによく叩き、塩を加えて発酵。
・パンは冷凍しておいて、そのままトースターに入れるのが美味しい保存法。老化がほとんど起きない
キムチとは韓国の漬物の総称。沈菜(チムチェ)
・カクトゥギ(カクテキ)は大根をサイコロ状にするときにまな板の上でする「ガクトック」と言う音から。
・ふぐの卵巣の糠漬け。考えた人スゴい。

ホント、発酵ってすごいなー。

ちなみに、この本の冒頭で発酵が何かの説明があります。

「微生物、またはそれらの酵素が、人間にとって有益な物質を造りだしたり有効な手段となったりする事」

有益でも有効でもなければそれは「腐敗」ってことです。はー。組織では「腐敗」はあっても「発酵」はなかなかないのかなー。

読書履歴

2010/01/25 222ページ
2010/01/25 127ページ
2010/01/24 112ページ
2010/01/23 94ページ
2010/01/23 64ページ
2010/01/23 34ページ

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