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ワーキングプア―日本を蝕む病

ワーキングプア―日本を蝕む病

この本の所有者

1人が登録
986回参照
2007年10月23日に更新

書籍情報

ページ数:
230ページ
参照数:
986回
登録日:
2007/09/21
更新日:
2007/10/23
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
なんと言うか、正直コメントしづらい。。でも、してみます。

と言うか、「ワーキングプア」って言葉、聞いてはいましたけど、その実情、知りませんでした。。

自分と同じ歳なのに、住む場所も無くマンガ喫茶を泊まり歩く生活をしている人。
成績優秀で、将来の夢を抱いていたのに、親が病気に倒れ、夢を諦め、不本意な職に就いている人。
業界自体がグローバル化の波に飲み込まれ、違法行為に手を染めたり、自殺してしまうひと達。
量販店の進出により大打撃を受けている小売業の人々。

グローバル化の波や、量販店進出に関しては、これまでに進出側の論理で書かれた書物を読んでいて、その概要は理解していましたが、逆に進出される側のこと、良くは理解していませんでした。

こう言ったことを、「先見の眼がない」、「自助努力が足りないからだ」、「かわいそう」などと片付けてしまうことは簡単だと思います。まさに、前半二つの意見は国の見解でもあるでしょうし。

それって、今起きている事象を単一のアスペクト(側面)で捉えているに過ぎないと思ったり。

今の日本経済自体、元来高度成長で伸びてきて、バブルではじけて、その過程で取り込んできた「ひずみ」を放ったらかしにしておいたツケが来ているのかなとか。すみません、経済は素人です。。

国の制度の微調整で、大きな打撃を受けるひと達がいるのも事実。こう言った状況を知ると、結局国のシステムってまだ練れていないのかな。と。ある種大雑把。

って、国のことだけ言ってても、それこそ単一のアスペクトしか見ていませんね。。

うーーん、どうしたらいいんだろう。。

読書履歴

2007/09/23 230ページ

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