📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
評価:
3/5
レビュー:
現代語訳版の南総里見八犬伝の第2巻。第三輯と第四輯とを収めている。第三輯では、犬塚信乃が村雨丸をすり替えられ、その許嫁の濱路は陣代から求められるところを管領家の浪人に奪われた挙句殺されてしまう。信乃は成氏に献上した刀が偽物だったことから、有名な芳流閣での戦いとなる。第四輯では、小舟に落ちた信乃と現八が小文吾の父親に行徳で助けられるが追手から逃れられるかではらはらの展開となり、赤子の犬江親兵衛が神隠しになるところで終わる。予想外の展開ではらはらドキドキ楽しめるのだが、親の遺訓のために自らの命をも顧みないというのは、ちょっと理解できない。冷静に考えれば、遺訓のために芝居をうち、それは百歩譲って良しとしても、芝居が過ぎて誤って妻も子も殺してしまうのはいかがなものか。これらも劇的な展開のためなのだが、かなり無理がある気がする。この時代にはすんなり受け入れられたのだろうか。また、わかっていたことではあるものの、八犬伝にはラブロマンスがまるでない。この巻でも信乃と濱路との仲が描かれるものの、女性に心を動かさないのが英雄とでも言うのか、可愛そうなのは濱路だ。まぁ、こういうストーリーだからこの時期に許されたというのはあるのだろうが。
読書履歴
2026/04/02
423ページ
読了
2026/04/02
400ページ
第39回読了。大塚はどうなった
2026/04/02
380ページ
第38回読了。犬江親兵衛を安房にと言うのは良い案だと思うが。色々縛られている人達だ
2026/04/02
364ページ
第37回読了。犬江親兵衛息を吹き返す
2026/04/01
341ページ
第36回読了。父の遺訓のために死ぬとか都合良過ぎるだろう
2026/04/01
320ページ
第35回読了。好きあう仲には思えないのだが
2026/03/31
294ページ
第34回読了。義か孝か
2026/03/31
275ページ
第33回読了。見八が現八になった
2026/03/30
250ページ
第31,32回読了。犬田小文吾も話の中に登場。話が長いぞ
2026/03/30
210ページ
第30回、第三輯読了。犬飼見八登場
2026/03/29
170ページ
第27,28回読了。あぁ濱路無惨
2026/03/28
126ページ
第26回読了。濱路危うし
2026/03/28
111ページ
第25回読了。信乃は冷たいね
2026/03/27
85ページ
第23,24回読了。取り戻すことはできるのか
2026/03/26
47ページ
第22回読了。濱路がかわいそう
2026/03/26
38ページ
第21回読了。八房の梅は摘果したら駄目?
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