戯れの骨董うたかたの仏教美術
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2011年5月29日に更新
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
清楚な装丁にもかかわらず、過激な言動・煩悩に満ち満ちた本であり(最新刊)、骨董本好きにはたまらない。著者は、東大寺の門を自宅の柱にした、基本、仏教美術・平安以前の焼きもの好きのコレクターである。専ら、自分のコレクションを紹介している。本書が刺激的な理由は以下のとおり。
①アンタッチャブルであるはずの白洲正子パンダ説等を唱えている
②誰もくさすことのない唐津・李朝をくさしている
③「見てのとおり、茶道具屋さんが唸るというより呻く迷茶碗です。」等と自分のコレクションのカスも等価に掲載している
④「須恵器なんてどこにてもごろごろあるとお思いの方、おっしゃることはごもっともです。だったら、御自分も探してご覧なさい」と挟持に満ちた挑発的言動が多々あり、ユーモアもたっぷり
掲載されている美術品も魅力的であり、1800円の価値は十二分にある。
①アンタッチャブルであるはずの白洲正子パンダ説等を唱えている
②誰もくさすことのない唐津・李朝をくさしている
③「見てのとおり、茶道具屋さんが唸るというより呻く迷茶碗です。」等と自分のコレクションのカスも等価に掲載している
④「須恵器なんてどこにてもごろごろあるとお思いの方、おっしゃることはごもっともです。だったら、御自分も探してご覧なさい」と挟持に満ちた挑発的言動が多々あり、ユーモアもたっぷり
掲載されている美術品も魅力的であり、1800円の価値は十二分にある。
読書履歴
2011/05/29
197ページ
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