📝 レビュー （Yooさんのレビュー）
読書履歴
AIが見つけた似た本
「闇に咲く」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
うそうそ
畠中 恵
日本橋の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいた。その上、病だけでは足りず頭に怪我まで負ったため、主に大甘の二人の手代、兄・松之助と箱根へ湯治に行くこと...
死者と会話ができると言う、町医者の娘、おいちを主人公としたミステリー?シリーズの第3巻目。一見なんの繋がりも無い夜鷹殺しと、小間物屋の身内の騒動とがやがてつながっていく。このシリーズでは、死者との会話と言う特徴を持ちながら、それに過度に頼らないと言う作品作りに好感が持てる。謎解きは、始めからある程度予想がつくが、今回は、「えっ、そう終わるの？」と言う展開で、なんだか翻弄されてしまった。若旦那との縁組を期待する主人公の伯母さんや、したたかな小間物屋の後妻など、女性キャラクターが魅力的だ。