
古くて美しいもの-古美術入門 (コロナ・ブックス)
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2011年5月13日に更新
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
今、(たぶん)注目度の高い銀座の骨董屋さん「祥雲」の関美香さんの本である。とにかく、取りあげられるモノのセンスが全てよく、目が洗われる。この本は、「骨董」ではなく、「古美術」を対象としているので、土器、写経、仏教美術、鏡など、茶碗やぐい飲みのように親しみのあるものはないが、確かに、「美しいもの」としか言いようのないものが紹介されている。特に、縄文・弥生土器と花があう様には、目を見張った(欲しい・・)。お客さん(蒐集家)の骨董との関わり方に関するエッセイなども多数載っており、読み応えも十分。なお、関美香さんは、「骨董屋という仕事」(面白い)、「古いものに恋をして」に紹介されており、興味を持っていた人である。
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