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八犬伝〈上〉 (朝日文庫)

八犬伝〈上〉 (朝日文庫)

この本の所有者

2人が登録
4,980回参照
2016年2月17日に更新

書籍情報

ページ数:
382ページ
参照数:
4,980回
登録日:
2016/02/17
更新日:
2016/02/17
所有者:
zooko012 zooko012さん

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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
物語のうねりに完全に飲み込まれた。
本書は、馬琴が北斎に創作しつつある「里見八犬伝」を語り聴かせるという体で、里見八犬伝の物語部分の「虚」と馬琴の伝記的部分の「実」が交互に進行する。

① 里見八犬伝自体のおもしろさ(つまらないとされる後半を完全にカットし、冒頭~中盤をうまく要約)。
② ケチで細かくて押しつけがましい堅物の馬琴が、人が動物を産み、幽霊が子をなす荒唐無稽な大物語を綴ってしまうことの不思議
③ そんな馬琴に対する同じ物語作家としての山田風太郎の皮肉な眼差しながらの全面的な共感
④ 失明した舅の馬琴からの聞き書きで、文盲に近い息子の嫁が文字・漢字・故事を学びつつ、長大な物語を完成してしまうラストシーンの素晴らしさ

文句なし(オースティンにしかり、今年は物語に恵まれている気がする・・)

読書履歴

2016/02/17 382ページ

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② ケチで細かくて押しつけがましい堅物の馬琴が、人が動物を産み、幽霊が子をなす荒唐無稽な大物語を綴ってしまうことの不思議
③ そんな馬琴に対する同じ物語作家としての山田風太郎の皮肉な眼差しながらの全面的な共感
④ 失明した舅の馬琴からの聞き書きで、文盲に近い息子の嫁が文字・漢字・故事を学びつつ、長大な物語を完成してしまうラストシーンの素晴らしさ

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