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昭和元禄落語心中(8) (KCx)

昭和元禄落語心中(8) (KCx)

雲田 はるこ

この本の所有者

1人が登録
22,098回参照
2015年8月16日に更新

書籍情報

ページ数:
160ページ
参照数:
22,098回
登録日:
2015/08/16
更新日:
2015/08/16
所有者:
zooko012 zooko012さん

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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
「人の情てエのはぬぐってもぬぐってもまとわり付いてきゃあがる。死んじまうにはこの世はあまりに愛おしい。けどそれじゃぁ芸の神様にお会いできないんだ」。病に倒れて落語ができない心境に陥った八雲の台詞である。この台詞に、助六の死の真相を胸に秘め、一人孤独に戦い続けてきたはずの八雲に、小夏・与太、信ちゃんと疑似家族が出来ていたことの感慨がにじみ、じーんとくる。「落語と心中しない」落語はあり得るのか。次巻が本当に楽しみ

それにしても、良くできた漫画だ。登場人物の全てが愛おしく、台詞もピタリピタリ決まるし、また伏線もうまくドラマティックで、思わず全巻読み返してしまった。

読書履歴

2015/08/16 160ページ

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