
透明の棋士 (コーヒーと一冊)
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2015年5月23日に更新
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
厳しい闘いの中でふと見せる棋士達の素顔を切り取った本書。
・三段に昇進したものの休業することとなった里見の就任式に、里見を励ますため、自身のタイトル戦を目の前にひとり足を運ぶ羽生。
・電王戦で敗れた三浦の心の有り様。
・「勝負心」に羽生の記述が多くなったのは編集のせいですよ、とうそぶきつつ、羽生の凄さについて語る渡辺。
・サラリーマンから憧れの棋士になり、自身は将棋をするために生まれてきた、といえるか問い続ける瀬川。
などなど。
「1000円でこれっぽっち?」と思いつつも、棋士に対する敬愛の念が快く、熱く爽やかな本書。今後もこの著者の棋士に関する文章を読み続けたいと思った。
・三段に昇進したものの休業することとなった里見の就任式に、里見を励ますため、自身のタイトル戦を目の前にひとり足を運ぶ羽生。
・電王戦で敗れた三浦の心の有り様。
・「勝負心」に羽生の記述が多くなったのは編集のせいですよ、とうそぶきつつ、羽生の凄さについて語る渡辺。
・サラリーマンから憧れの棋士になり、自身は将棋をするために生まれてきた、といえるか問い続ける瀬川。
などなど。
「1000円でこれっぽっち?」と思いつつも、棋士に対する敬愛の念が快く、熱く爽やかな本書。今後もこの著者の棋士に関する文章を読み続けたいと思った。
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