石の虚塔: 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち
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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
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石の猿
ジェフリー・ディーヴァー
不法移民は“すでに世に亡き者たち”。蛇頭に金を払わなければ、殺される。文句を言えば、殺される。この世から消えたきり、二度と見つからない。「リンカーン・ライム」シリーズ最新刊。
金閣寺
三島 由紀夫
1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、...
奪取〈上〉 (講談社文庫)
真保 裕一
一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...
石の猿 下 (3) (文春文庫 テ 11-12)
ジェフリー・ディーヴァー
冷酷無比の殺人者“ゴースト”は狡猾な罠をしかけ、密航者たちのみならずライムの仲間の命をも狙う。愛する者たちを守るには、やつに立ち向かうしかない。真摯に敵を追う中国人刑事ソニーの協力も得、ライムはついに...
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
STUDY HACKS!
小山 龍介
ビジネスマンの学習生産性を、楽しみながら画期的に向上させるハック集。資格試験から、語学学習、MBA取得まで若手ビジネスマンが身につけておきたい学習ノウハウを網羅する。
「七帝柔道記」の増田俊成推薦本。例の旧石器時代ねつ造事件に至る考古学の裏表を綴った熱いノンフィクション。しかしこの本の主人公は世間を唖然とさせたあのゴッドハンドではない。芹沢長介である。芹沢は、若い頃は積極的にアマチュアと関わり、相澤の「岩宿」発見を支えた。ところが、老いとともに、見る目が曇り批判精神を失い、自己を批判する論文さえ識別できなくなる。以前は憎んだ学閥に捕らわれ、イエスマンしか置かなくくなり、晩年は信頼していた弟子の藤沢のねつ造事件に巻き込まれる。。。人類の起源を問うロマン、発掘に自己の存在意義をかける個性の強すぎる変人な男達、その権力・名誉欲。。読み応えのある本であった。