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ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール

ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール

Steve Souders

この本の所有者

1人が登録
5,949回参照
2008年7月31日に更新

書籍情報

ページ数:
184ページ
参照数:
5,949回
登録日:
2008/07/30
更新日:
2008/07/31
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
非常に参考になるっす。

そもそも、Webサイトのパフォーマンス、バックエンドにおける処理の高速化はそれはそれで大事ですけど。

搬送するページの送信なんてのはユーザ観点からして20%くらいでしかなくて、そういったことよりも、ページ内のコンポーネントのダウンロードとか、スクリプトとかスタイルシートとかの処理に80%食われていると言うこの驚愕の事実。

そう言った訳で、本書は「ユーザ観点からして」Webサイトをいかにして高速化するかと言う鉄則を記した一冊。Webサイト作っているならば必読ではないでしょか。

ルールは14。優先度順に説明されています:
1.HTTPリクエストを減らす
2.CDNを使う
3.Expiresヘッダを設定する
4.コンポーネントをgzipする
5.スタイルシートは先頭に置く
6.スクリプトは最後に置く
7.CSS Expressionの使用を控える
8.JavascriptとCSSは外部ファイル化する
9.DNSルックアップを減らす
10.Javascriptを縮小化する
11.リダイレクトを避ける
12.スクリプトを重複させない
13.ETagの設定を変更する
14.Ajaxをキャッシュ可能にする

個人的には「6.スクリプトは最後に置く」にびっくり。だって、平気でHEADタグ内に置いてましたので。スクリプトのダウンロード中はコンポーネントの並列ダウンロードが停止してしまうんですねー。で、結局のところ、コンテンツより上でスクリプトの読み込みが指定されていると:
・スクリプトより下のコンテンツは、レンダリングが中断される。
・スクリプトより下のコンポーネントは、ダウンロードが中断される。

ってことだそうで。となると、document.write(どうしても、レンダリングに関与してしまいます)を含まないスクリプトであれば、このルールを守らない理由は無いですな。むはー。

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