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リバース・イノベーション

リバース・イノベーション

ビジャイ・ゴビンダラジャン

この本の所有者

4人が登録
4,626回参照
2013年1月24日に更新

書籍情報

ページ数:
408ページ
参照数:
4,626回
登録日:
2013/01/16
更新日:
2013/01/24
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
ふむー、キーワードだけは聞いたことありましたがリバースイノベーションとはこう言うことかーと。ためになりました。

具体例としてはインドの事例が多く引用されていますが、新興国は新興国でのニーズが醸成されていて、そこに先進国の商品をそのまま持って行っても受け入れられないよねと言うのは納得の行く話です。でも、それって先進国にいると気付けないと言う難しさ。だからこそ自分もインドに来ている訳ですが。

以下はメモ。
・ノキアは超低コストの携帯電話を造りインドで60%のシェアを得た。
・グローバル企業は過去にとらわれているため、どうしても偏った考え方をしてしまうから新興国市場で苦戦している。
・「ただ静観しておこう」という思考は、新興国は先進国が発展してきたのと同じ経路をたどり、徐々にキャッチアップしていくプロセスに取り組んでいる、という思い込みに根ざしている。
・ムンバイのゴドレジ・アンド・ボイスの開発した<チョットクール>冷蔵庫の価格はわずか69ドルだ。断熱性に優れており、一時的に電池で冷やすことができる。
・ユニリーバでは、有望な経営幹部に言語、文化、経済がまったく違う国を交代で経験させるようにしている。
・業績評価で「新興国のLGT(Local Growing Team)をどのくらい支援したか」を重視することを、明確に打ち出す。

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